皆さんには信用できる薬剤師がいますか?ところで
薬剤師って変わってる人多くない??
って思ったことはありませんか?私は薬学部に入学した時から「変なやつ多いな」と思っていました。
そして薬剤師歴20年、残念ながら「この薬剤師、なんか信用できないな…」と感じさせてしまう薬剤師をそれなりに見てきました。現役の薬剤師として、また一人の患者として感じる「信用できない薬剤師の特徴」を本音で語ります。
もちろん自分自身への戒めも込めて。
医療用語・専門用語を平気で使う
「PTPシートから取り出して」「一包化にしましょうか」「OD錠なので大丈夫です」
これらは薬剤師や医療職には常識でも、一般の方には全くわからない言葉です。言い換えずにそのまま使う薬剤師は患者さんの立場に立てていません。
結果として患者さんは説明が理解できないまま帰宅することになります。理解できない説明は説明ではありません。
話し方が高圧的
語気が強く上から目線で「説明してやってる感」がある薬剤師。
患者さんは聞きたいことがあっても聞けないような雰囲気にされてしまいます。薬剤師の仕事は患者さんに安心して薬を飲んでもらうことのはずなのに、委縮させてどうするんだと思います。
高圧的な態度は薬剤師と患者さんの信頼関係を一瞬で壊します。どんなに知識があっても高圧的な薬剤師は信用されません。
話を聞かず一方的な説明をする
いつも飲んでいる薬ならまだしも、初めての薬でも患者さんの理解を確認しながらではなく早口で一気に話す薬剤師がいます。
患者さんが聞き返すと「さっき言いましたけど」という態度でイヤイヤ説明し直す。あり得ないですよね。
服薬指導は患者さんがきちんと理解して安心して薬を飲むことに意味があります。一方的に話すだけならAIで十分です。
目を見て話さない
服薬指導の最中に薬とパソコンしか見ていない薬剤師。
患者さんの表情から理解力や不安そうな様子を汲み取ることができません。「難しそうな顔をしているな」「何か聞きたそうだな」という変化に気づけない薬剤師は患者さんに寄り添えません。
目を見て話すことはそもそも接客業としての基本です。
質問に対して曖昧に答える
患者さんからの質問に対して知識がなかった場合に調べもせずに「多分大丈夫だと思います」「それでいいと思います」という発言をする薬剤師。
プロ意識が低いですよね。「思います」は根拠がありません。わからないなら正直に「調べてみます」と伝えて確認してから回答するべきです。
曖昧な回答は患者さんを不安にさせます。薬剤師だからと言って全ての病気、薬のことを知っている訳ではありません。知らないことは恥ではありません。調べない・答えない方が問題です。
知らないのに言い切る薬剤師は論外ですけどね。
無駄に声がでかい
持病のことや飲んでいる薬のことなど、周りに聞かれたら嫌なことってありますよね?個人差はあるかもしれませんが例えば癌、糖尿病、性病など。
「糖尿病の薬が出ていますね」と周りの方に聞こえる声で話されたらどう感じるでしょうか。
老若男女問わず個人情報への配慮は薬剤師として当然のマナーです。声の大きさには十分気をつけてほしいと思います。
私の思う信用できる薬剤師像とは
信用できない薬剤師の特徴を6つ挙げましたが、裏を返せばこれらが「信用できる薬剤師」の条件になります。
✅ 聞き取りやすい声で話し、都度「わかりましたか?」と確認しながら説明してくれる
✅ 専門用語をそのまま使わず、一般の方でもイメージしやすい言葉に言い換えて説明してくれる
✅ 細かい話を長々とするのではなく、要点をまとめてわかりやすく伝えてくれる
✅ 患者さんの表情を見ながら「難しいところはありませんか?」と声をかけてくれる
✅ わからない質問に対して適当に答えず「調べてみます」と正直に伝え、きちんと回答してくれる
✅ 親身になって話を聞いてくれ、話が中途半端に終わらずきちんとアドバイスをくれる
信用できる医師に出会えてもその薬を説明する薬剤師と合わなかったら辛いですよね。あまりに酷いと感じた時は別の薬局に行ってみることも選択肢のひとつです。
皆さんがかかりつけと呼べるような良い薬剤師に出会えることを願っています。

